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代表よりごあいさつ
  長い歴史と伝統の上に花開いた現代の日本酒は美味と芳香の宝庫である。
弊社は出羽鶴蔵(旧外小友)と刈穂蔵(神宮寺)の2蔵を有し各々特徴のある美酒を生み出している。

出羽鶴蔵
たおやかな出羽丘陵のふところに抱かれるように立つ出羽鶴蔵は、冬は深い積雪に覆われ、寒冷で清涼な環境は美酒を生み出す条件に恵まれている。 出羽鶴蔵の特徴は、おだやかでやさしく広がるまろみをおびた味わいにある。その所以は硬度1.5の極軟水による仕込にある。当地は山菜の宝庫であり、その味わいは奥羽山系のものよりもやわらかく愛好者の狙いの的となっている。出羽鶴の酒質と相通ずるところがあるのは水のなせる技か。

刈穂蔵
深い積雪と奥羽山脈のブナ等の落葉樹林帯は豊かな水の供給源となり、地下水となり地中深く浸透する。
雄物川の辺にある刈穂蔵は、分厚く堆積した砂礫層の上に立っている。その地下水が砂礫層を伏流するうち酒造りに最適な条件を備えてきたものをくみ上げる。この水は秋田県では珍しい中硬水で、低温長期の醗酵を要する吟醸造りには最適であり、実際に飲んでみると清冽でキレのある感じがする。必然ともいえる刈穂のシャープですっきりした味わいには自然の恵みが存分に生かされている。

秋田清酒株式会社 代表取締役社長 伊藤 辰郎  
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