うまい酒だなと思って飲んでいるうちに、「刈穂ってどんな蔵なんだろう」と興味がわいてきた。 単純な動機で取材をはじめたのだが、いざやってみるとこれは大変な難題だった。「うまい酒」を一冊にまとめるのは、素人の私には容易でない。刈穂の蔵には2002年3月からほぼ一年にわたって、十数回通った。 私は刈穂の蔵に行って見るだけではすまなくなり、刈穂を発売している酒店、飲ませている料理店、居酒屋まで探訪した。どんな店で、どういう人たちが刈穂の酒を飲んでいるのか、それを実際に確かめたいと思ったからだ。 (「刈穂という酒蔵を訪ねて」あとがきより) 著者略歴 青木 健作(あおき けんさく) 1935年 富山県生まれ。フリーライター。 著書に「五能線みちくさ紀行」「草津本陣風土記」「西陣手織り一代」「雨のなかのコンサート」「飛んでいった千羽鶴」その他がある。 弘前市在住 発行者 安部 甲 発行所 (有)無明舎出版 秋田市広面字川崎112-1 TEL 018-832-5680 FAX 018-832-5137