「酒屋万流」。
飲んで酔えばよかった時代が過ぎ、様々な味を楽しもうとする現代の日本酒ファンには、新鮮で嬉しい言葉です。 しかし、日本の酒蔵はもうすぐ二千を割るまでになってしまいました。酒の国秋田も、昭和三十年頃には八十二あった酒蔵が今では五十一。酒屋万流からは遠ざかりつつあるようです。
この古くて新しい酒屋万流の世界を求め、秋田の五十二番目の銘柄になろうとするお酒が誕生しました。
それが「やまとしずく」です。
農家と一体になった酒米作り、手間も時間も惜しまない長期低温発酵、安易に機械にまかせられない手仕事へのこだわり。このような、長い間に培われた秋田の伝統的な酒造りを基本としながらも、現代の日本酒ファンにこそ愛されるお酒。
それが「やまとしずく」です。
「やまとしずく」は、これからの地酒のあるべき姿を思い描きながら、皆様とともに旅立とうとしているところです。 どうぞ末永いご愛飲をお願い申し上げます。
やまと会会長 秋元 浩